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FILCO Majestouch 2 購入&キーキャップ交換

FILCO LOGO by Keycaps

ErgoDoxの注文」を機に、メカニカルキーボードについて色々調べていたら、ErgoDoxが手元に来るまでのつなぎにメカニカルキーボードが一台欲しくなり、遅ればせながらFILCO Majestouch 2デビューしたので、評価等々書いてみる。


1.購入検討

思い切って英語配列に変更する(過去に使用経験あり)。最近はゲーマー向けと称してバックライト付きのメカニカルキーボードが多く出回っていたり、プログラマー向けの高級キーボードも一昔前に比べると選択の幅が広い等々、面白そう・快適そうなキーボードであふれているが、その多くは英語配列。配列が原因で手にすることを躊躇するような事態は悔しいので、今回のキーボード変更を機に英語配列に変更することにした。

キータイピングが心地よい・楽しい青軸(Cherry MX Blue)を選択する。購入しようとしているキーボードは隔離された個室でしか使用しないので、打鍵音を気にする必要はないため、心地よい・楽しいと噂の青軸をチョイスしてみた。

一般的な形状のテンキーレスがよい。テンキーは使用しないので、テンキーレスモデルが良いのだが、最近は様々なコンパクトサイズのメカニカルキーボードがあるようだ。ただ、F1キーや矢印キーを排したモデル(HHKB等)は過去に使用したことがあるが、Windows環境でぬるく使用するには使い勝手が悪く、自分には向いていなかった。とりあえず、テンキーレスの中では選択の幅が広い87キーの英語配列キーボードを選ぶことにした。

ゲーミング機能やバックライトはいらない。今どきのバックライト機能付きのキーボードは何気に面白そうで、よりタイピングを中毒性の高いものにしてくれそうな気もしないでもないのだが、、重厚なキーボードドライバーをインストールしないとその威力を十分に発揮できない点が非常に面倒だし、無用なドライバーの存在がキーボードの挙動を不安定なものにしているように感じる。ゲーミング機能も同様。今のところPCでゲームをすることはほとんどないので、これらの機能は不要とした。


2.Majestouch 2 Tenkeyless 購入

FILCO Majestouch 2 Tenkeyless (US 87 Key, Blue Cherry MX)

色々検討した結果、上記条件を満たす、現状でも手に入れやすいメカニカルキーボードは割と数が限られた(10数種類。まとめページに詳しい)。結局、手軽さ(Amazonやヨドバシで普通に買える)重視で超無難なFILCO Majestouch 2 Tenkeylessを購入した。

購入時のレポートは「FILCO Majestouch 2 Tenkeyless (US 87 Key, Blue Cherry MX Switch)」にて。


3.Majestouch専用2色成型カスタムキーキャップへ変更

FILCO Majestouch 2 Tenkeyless (US 87 Key, Blue Cherry MX) Custom Keycaps

Cherry MX軸(またはその互換軸)を採用したメカニカルキーボードは、キーキャップを気軽に交換することが可能で、ファッション的にキーキャップをカラフルなものに交換して楽しんでいる方々をネット上で多く見かける。

面白いなーと思って調べていて偶然発見したのが「Majestouch専用104英語配列・2色成型カスタムキーキャップセット」。2013年の年末頃に発売された、Majestouch用に作られた2色成型のキーキャップで、独特のキータッチが楽しめるという代物。

瞬時に「欲しい!」と思い、型番でネットを検索すると英語配列版(型番:SPKCS104D)の在庫がイギリスのオンラインショップ(The KEYBOARD Company)にまだあったので、即座に購入した。送料含め、英ポンドで£49.19、日本円で¥7,930だった。。Majestouch 2 がもう一台買えるな。。

キーキャップ交換時の記録は「Majestouch専用104英語配列・2色成型カスタムキーキャップ(SPKCS104D)」にて公開。


4.ノーマルキーキャップ vs カスタムキーキャップ

カスタムキーキャップはノーマルよりも大きく重い。触り心地はノーマルはザラザラ、カスタムはツルツル。形も触り心地も変わるため、キータッチがだいぶ変わる。

打鍵音は「ゴトンゴトン」といった重量に見合った重厚な感じがし、ノーマルよりも高級感を感じる・・・と文章で書いても伝わらないだろうから、動画にしてみた。まずはノーマルキーキャップから。

次に、カスタムキーキャップ。

比較するとカスタムキーキャップの方が「落ち着いた音」に聞こえる。ただし、、実際に部屋の中で直接耳で聞く打鍵音と動画での打鍵音はだいぶ違う印象である。実物はもっと荒々しい(?)というかけたたましい打鍵音だと思ってよい(つまり、実物の方がもっと煩く感じる)。


5.まとめ

まだまだ慣れが必要な感じはあるが、総じて、とても良い買い物をしたと思う。Majestouch 2購入にあたっては、他の高級キーボード(REALFORCE等)も散々試し打ちしてきたが、、文章入力の邪魔をしないREALFORCE、打鍵の楽しさを追及した「Blue Cherry MX + Majestouch専用カスタムキーキャップ」といったところか。。

世の中には、ほかにもゴマンと良いキーボードが存在する(存在した)のであろうが、、今後も触れる機会があれば、経験値を積んでいきたいと思う。