人生三杯目の甘酒は極上の甘さだった
米こうじの甘酒が、手軽(?)に作れる割には感動的かつ衝撃的においしかったので語ってみる。
1.米こうじ
「酒こうじ」ではなく「米こうじ」で作った甘酒は別格のウマさと聞き、うまそうに甘酒をすするお兄さんのサイトを参考に作ってみることにした。なお、過去に飲んだ甘酒はすべて「酒こうじ」だったようで、私の口には合わず、甘酒には全く興味のない人生を送ってきた。なので、この「米こうじ」の甘酒は(たぶん)人生三杯目くらいの甘酒のハズだ。
2.道具と材料
必要なものは、ナベ、魔法瓶、料理用温度計、米こうじ、水の5つ。さっそく「ZOJIRUSHI ステンレスポット 1.9L」と「TANITA デジタル温度計」と「マルクラ 乾燥米こうじ<500g>」を購入。ナベは家にあるヤツを使う。ステンレスポットは保温力が一番高い容量(1.9L)を選んだのだが、大きすぎたかも。1.5Lや1.0Lのほうがコンパクトで扱いやすいと思われる。
3.調理と保存
調理というほどのことはやらないが、作る流れは以下のとおり。
- 事前に魔法瓶に熱湯を入れ、内部を温めておく。
- ナベで水300mlを60℃まで温める。
- 米こうじ300gをナベに投入し、65℃まで温度を上げる。
- 熱湯を捨てた魔法瓶に、ナベの中身を移し替える。
- 8時間~10時間寝かせて完成!
完成!のハズだったのだが、、温め方が足りなかったようで(もしくは、ナベから魔法瓶に移し替える際に冷めてしまったようで)、8時間後に魔法瓶の中を覗いてみたらまったく汁っけなし。中身をナベに移して水を100ml加え、再度65~70℃程度に温めなおし、さらに魔法瓶で9時間放置というやり方で作ったが、とんでもなくおいしく出来たので多少の時間のゆれや失敗は許容範囲のようだ。調理初心者にも大変やさしい(^^;
4.出来上がり
今回作った甘酒は、米の粒々感が残っていて、おかゆっぽい。口に入れるときは、飲むというより食べるという感じ。とんでもなく甘いのだが、白砂糖のような人工的な甘さとは違う、体になじむ?甘さ。すきっ腹に、出来たてのほんのり暖かい甘酒をすすると、、幸せいっぱいである。うますぎてうますぎて・・・ニヤニヤが止まらない。(寝かせる時間があるとはいえ)手軽にここまでうまいものが作れるって、他にあるだろうか・・・。
次回は、「伊勢惣 発芽玄米こうじ 250g」を買ってきたので、これで作ってみようと思う。
5.後日談
余った甘酒をカップに移して冷蔵庫で保存しておいたものを翌日電子レンジで温めてから食したが、、仕事で疲れていたのもあるが、これがまたうますぎてうますぎて・・・。こんなにおいしいものがこの世に存在したか!しかも、こんな身近に!という感動と驚きでいっぱいである。